生物から見た世界
誰もが皆、環世界の住人。
生物から見た世界岩波文庫
基礎っぽいところに入ってみようと思って読んだのだが、これがなかなか奥が深い感じ。
生物が認識する範囲を探っていくことで、その生物にとっての世界とはどういうものなのかを調べるため、生物ごとの環世界――個々の認識範囲だけが現実である世界――を実験結果とともに特定していく手法は、わかりやすくて純粋に面白かった。
生物ごとの環世界が違うだろうということはさほど驚きでもなかったが、その環世界に流れる時間までもが違っているという著者の指摘は、至極当然なんだろうけども驚き。
人間はいわゆる60fpsが認識時間の最小単位とされているのだけれど、高速に動く獲物を主食とする生物ではもっとfpsが高いらしいし、低速のものしか捕らえない生物ではfpsが低いらしい。
要するに種ごとの相対性理論が存在しており、よって時間の経過も違うのだろう。
人間という種において、それぞれの時間の流れの差はほとんどないんだろうけど、自分なんかはあきらかにfps低いよなと思う(笑)
あと、最後の章で「同じ主体が異なる環世界で客体となる場合」について述べられているのが興味深い。
同じ一本の柏の木が、きつねにとって、ふくろうにとって、アリにとって、カミキリムシにとって、ヒメバチにとって、それぞれ違う存在であるという、これまた当然のことなんだけれど。
人間同士の微妙な環世界の違い=価値観の違いって奴かな。
「その環世界の違いをどうやって把握するか? 把握した差をどうするのか?」ということが、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」なのだろう(笑)
生物から見た世界岩波文庫基礎っぽいところに入ってみようと思って読んだのだが、これがなかなか奥が深い感じ。
生物が認識する範囲を探っていくことで、その生物にとっての世界とはどういうものなのかを調べるため、生物ごとの環世界――個々の認識範囲だけが現実である世界――を実験結果とともに特定していく手法は、わかりやすくて純粋に面白かった。
生物ごとの環世界が違うだろうということはさほど驚きでもなかったが、その環世界に流れる時間までもが違っているという著者の指摘は、至極当然なんだろうけども驚き。
人間はいわゆる60fpsが認識時間の最小単位とされているのだけれど、高速に動く獲物を主食とする生物ではもっとfpsが高いらしいし、低速のものしか捕らえない生物ではfpsが低いらしい。
要するに種ごとの相対性理論が存在しており、よって時間の経過も違うのだろう。
人間という種において、それぞれの時間の流れの差はほとんどないんだろうけど、自分なんかはあきらかにfps低いよなと思う(笑)
あと、最後の章で「同じ主体が異なる環世界で客体となる場合」について述べられているのが興味深い。
同じ一本の柏の木が、きつねにとって、ふくろうにとって、アリにとって、カミキリムシにとって、ヒメバチにとって、それぞれ違う存在であるという、これまた当然のことなんだけれど。
人間同士の微妙な環世界の違い=価値観の違いって奴かな。
「その環世界の違いをどうやって把握するか? 把握した差をどうするのか?」ということが、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」なのだろう(笑)
コメント
Hey mate, thanks for sharing but this page isn't vewable in Internet Explorer it is is overlapping.
投稿者: Nicki Minaj | November 21, 2010 04:12 PM